◆ジャワ島で世界ヒバクシャ展

2013年12月に、ジャワ島のレストランで、小規模な世界ヒバクシャ展が開催されました。バリ島に滞在中の世界ヒバクシャ展ボランティアの働きかけによるものです。

◆台湾の2013零核時代で写真展

2013年11月23日~12月2日

2013年11月23日から12月2日まで、台湾の台北で開催された2013零核時代というイベントで世界ヒバクシャ展が開催されました。福島に遺された動物たちの写真展やno-nukeのポスター展、様々な映画などが一緒になったイベントで、来場者は2万人近くに及びました。その大半が若い人たちで、台湾での核への関心の高さに驚きました。

◆WCC釜山総会で世界ヒバクシャ展

2013年10月30日~11月8日

2013年10月30日から11月8日まで、韓国の釜山で開催された世界教会協議会(WCC)総会で、写真展示をしました。世界各国から集まったキリスト教関係者といろいろなつながりができ、何人もの方々が、自国での写真展開催を希望されました。

◆世界ヒバクシャ展@韓国

2013年8月5日~14日

8月5日(月) 陝川「2013 非核平和大会」で
8月6日(火) 陝川原爆被害者福祉会館で

 

陝川(ハプチョン)は「韓国のヒロシマ」と呼ばれています。
陝川郡とその近隣の方々は、日本の植民地支配当時、強制動員や親族・知り合いを頼り広島に住んでいる方が多かったです。

日本の広島・長崎での被爆者は約70万人ですが、その内の約1割・7万人が朝鮮半島の出身者です。

彼らは約4万人がその場で死亡し、故郷へ帰ったのは2万3千人といいます。さらにその内の8割が陝川を含む慶尚南道・北道に住んでいます。
被爆1世のみならず、2世・3世も病気や生活苦などで苦しんでおり、1世のみならず、2世・3世の現状を救済することを求めて運動しています。

 

毎年8月6日に行われる「韓国赤十字 陝川被爆者福祉会館」(被爆者が110名入館で慰霊祭が行われています)で写真展を行いました。

韓国の被爆2世患友の憩いの家「陝川・平和の家」と韓国原爆被害者協会・陝川支部、韓国赤十字 陝川被爆者福祉会館が協力してくださいました。

 

8月8日(木)~9日(金)
光州・YMCA会館ロビーで

 

光州の環境運動連合は、原発事故のあった福島県から高校生10名を招待し、8月5日から8日まで光州の高校生約20名と合同キャンプを行いました。
その最終日にあわせ8日から9日まで、光州・環境運動連合の後援で高校生や市民に向けて展示会を開催しました。
 

8月10日(土)~12日(月)
ソウル、キリスト教会館
 
世界170ヶ国から5000名の各国代表を集めて2013年10月末から11月初旬にかけて開催されたWCC(世界教会協議会)総会に向けて、韓国のWCCでは「核のない世界」のためのプロジェクトを提案し、ブース展示も予定していました。

そのブースでは「世界ヒバクシャ展」も招聘することが企画されていました。このような流れの中で、ソウルではクリスチャンと韓国原爆被害者協会本部にも協力をお願いし、ソウル市民を対象にした写真展示も行いました。

 

8月13日(火)~14日(水)
大邱(テグ)  地下鉄・半月堂(パンウォルダン)駅

陝川から近い大邱では、大邱KYC(韓国青年連合大邱支部)が毎年広島の被爆団体と協力して「原爆写真展」を開催しています。2013年は「世界ヒバクシャ展」を含めて開催の開催となりました。

14日(水)の夕方には、韓国・原爆(被爆)2世患友会の韓正淳(ハン・ジョン スン)会長と「世界ヒバクシャ展」の森下美歩の二人の講演セミナーも開催されました。

◆アジア・ヨーロッパ・ピープルズ・フォーラム(ラオス)

2012年10月16日~19日

10月16日から19日までラオスのビエンチャンで開催されたアジア・ヨーロッパ・ピープルズフォーラムのブースで写真を展示し、アジア、ヨーロッパの市民グループなどに写真展の開催を呼びかけました。

◆リオ+20のピープルズサミットで写真展

2012年6月15日~22日

6月20日から22日までブラジル・リオデジャネイロで国連持続可能な開発会議(リオ+20)で開催されましたが、世界ヒバクシャ展は、その開催前から一週間以上にわたって開かれたピープルズサミットに参加し、写真展示を行いました。

当初は日本の福島関連のグループと共同出展する予定でしたが、展示場所が確保できず、地元ブラジルの反核グループが運営する反核テントで写真の展示をさせてもらいました。

初めて見る世界のヒバクシャの写真のインパクトは大きく、多くの人たちが熱心に見入っていました。特に、福島第一原発事故への関心は極めて高く、原発の現状などについて質問する人もいました。自分たちの国で写真展を開催したいという人も何人も現れ、世界ヒバクシャ展の各国での開催がぐっと現実味を帯びてきました。